家庭菜園で育てたイチゴの形が不揃いになる原因
昨年、イチゴ苗を買って初のイチゴ作りにチャレンジしたのですが、形が不ぞろいであったり、じゅるじゅると腐ったようになってしまいました。
今年はネットでの情報も集めながら再チャレンジしてみます。
家庭菜園で育てたイチゴは、市販のものと比べて形が不揃いになる問題について、原因と対策について情報を集めてみました。
まず、家庭菜園で育てたイチゴの形が不揃いになる原因の一つは、人工授粉の方法が適切でないことです。家庭菜園では、大規模な環境での受粉が難しいため、手作業による人工授粉が行われます。しかし、人工授粉の方法が間違っていると、イチゴの形が不揃いになることがあります。
イチゴの花には、雄しべと雌しべがあり、人工授粉は筆や綿棒を使って、イチゴの花の中を円を描くように優しく動かして受粉していきます。受粉のタイミングが間違っていると、イチゴの形が不揃いになってしまうことがあります。
イチゴの受粉は、開花1日目では雄しべに花粉が無く、受粉する能力がまだなく、そのため、人工授粉をする作業は、開花してから2日目から4日目までに行うと良いようです。この時期であれば、雄しべに花粉が付いており、花びらが落ちる前には受粉する必要があります。
また、イチゴの形を綺麗に大きくするには、雄しべに付いた花粉を、雌しべにまんべんなく受粉していくことが大切です。しかし、受粉のタイミングが遅すぎると、イチゴの形が不揃いになることがあります。
さらに、イチゴの受粉には、温度の影響もあります。イチゴの雌しべと雄しべは、温度が高過ぎても低過ぎても、受粉能力が低下します。イチゴの受粉に適した温度は、20~30℃程度です。気温が高すぎる場合は、受粉能力が低下するため、朝晩など涼しい時間帯に受粉することが重要です。
イチゴの花は、雄しべと雌しべがある二性花で、開花してから約1週間以内に受粉しなければ実がつかなくなってしまいます。受粉がされないままでいると、実が小さくなったり、形が悪くなったりすることがあります。
人工授粉の手順
人工授粉をする際には、以下の手順が基本となります。
- 花粉を採取する まず、雄しべから花粉を採取します。花粉を採取する際には、乾燥した晴れた日に行うことが望ましいです。花粉を採取するためには、小さな筆や綿棒を使うと便利です。
- 雌しべに花粉を付ける 次に、採取した花粉を雌しべに付けます。雌しべは、花が開花してから3日程度で花びらが落ちる前に、花粉を付ける必要があります。雌しべに花粉を付ける際には、筆や綿棒を使って、優しく動かして受粉していきます。
- 結果を確認する 受粉がうまくいった場合、花が実をつけ始めます。実がついた後は、十分な水や栄養を与えて、収穫の時期まで育てます。
以上が、家庭菜園でイチゴを育てる際に必要な人工授粉の手順のようです。
メイクブラシで人工授粉にチャレンジしてみた
ダイソーで100円のメイクブラシを3本買ってみました。毛質がわからなかったのですが、一番右のブラシが柔らかくて、雌しべと雄しべを傷つけにくい気がしました。
チョンチョンと人工授粉っぽいことをやってみましが、これであっているのでしょうか?
様子を見てみたいと思います。